大事件へのプロローグ(10/9/1996水)
午後3時に練習を見学しに大学へ向かったが,どこにもチームがいない。ずいぶんあっちこっち探したが見つからないので,ウッデン・センターでピックアップゲームをした。2時間ほどやって充実した気分でメンズジムでシャワーを浴びて帰ろうとすると、ちょうどJさんがウッデン・センターの前で立ち話をしていた。そこで挨拶をすると,今朝のロサンゼルス・タイムスを読んだか?と言う。読んでいないと返事をすると,デイリー・ブルーインという学内新聞を持ってきて,これを読めという。何とジム・ハリックコーチが来年の新人獲得に関する疑惑でロサンゼルス・タイムスにすっぱ抜かれたらしい。かなりシリアスな問題ではないか?とJさんに言うと「そうだ」との返事。これからどうなるのか?と尋ねると,分からないとのことであった。この新聞報道の影響で,今日の練習は中止になったのかもしれない。もっと詳しいことを知ろうと思い,今朝の新聞を探し回るがどこも売り切れていて手に入れることができなかった。