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徹底の仕方(10/29/1996火)


 一晩中足をあげて寝たせいもあって,捻挫した足首はあまりはれなくて済んだ。それでも痛みがあってまともに足を着けないのでテーピングをして出かけた。練習中もゆっくりと歩くことにしていたので,誰にも悟られずにすんだ。練習が始まる前にロッカールームで40分近いミーティングが行われた。昨日の反省もあるのだろう。そんなこともあっていつもよりテンポよくドリルが展開された。ただ,CO選手がダンキング・シュートをした後リングにぶら下がったので,ただちに全員走らされていた。とにかくチーム全体にやってはならないこと,やらなければならないことを徹底している。本当に基本的な事柄ばかりなのだが,この徹底の仕方がやはり大切なのだろう。僕なんかはまだまだ甘い。


こどもたちの夢を育む(10/29/1996火)


 練習をたくさんの中学生たちが見に来ていた。練習が終わるとフロアにみんな降りてきて,ジム・ハリックコーチが中学生たちに話しをする。みんなを座らせて静かに語るのであるが,とにかくわかりやすくゆっくりと話しをしていた。その後,アシスタント・コーチが中学生たちをロッカールームへ案内し,スケジュール表をおみやげに渡していた。中学生たちは選手たちにサインを求め,選手たちもそれに応じる。こういう関係が明日を担う素晴らしい選手たちを育んでいるのだ。