早朝のピストル騒ぎ(11/23/1996土)
今日の練習は何と朝8時開始であった。なぜかHS選手が遅れて来た。何か様子がおかしい。練習終了後にA君に尋ねたところ,どうやら今朝早くピストルを突きつけられたらしい。詳しいいきさつはよくわからないが,何かの事件に巻き込まれたようだ。やはり怖い国だ。
今日も練習終了後,CD選手がシューティングをしていた。何と練習が終わってから一人だけ56分もシューティングしていた。すごい集中力である。
笛の吹けないコーチたち(11/25/1996月)
練習はいつものメニューだが,とにかく練習の合間の話しとハドルが多い。10分ゲームになると審判がいないのでアシスタントコーチの判定に選手たちは文句ばかりでゲームにならないのである。おどろいたことだが,こちらのアシスタントコーチは審判が十分に出来ない。笛が吹けないのである。日本のコーチのように審判も何もかも全部やらなくてはいけないのとは大違いといえばそれまでだが,やはり笛ぐらいちゃんと鳴らせるようにしておいた方がよいように思う。
練習終了後,マネージャーのJ君と1対1をやった。2−2(セット)の引き分けでどちらも疲れてきたので止めた。とにかく以前僕が勝ったので彼は挑戦してきたのである。
バラバラなリフティング(11/26/1996火)
練習はフロアー上で長い話しから始まり,ほぼいつも通りの内容であった。練習が終わるとMコーチが今年の夏に日本に行きたいから,自分をクリニックで呼んでくれと言ってきた。高校のコーチを一人50ドルづつ集めれば呼べるのではないかと言う。確かにそうして何人ものコーチを毎年誰かが日本に招いている。よほどその情報がアメリカでは広まっているのだろう。クリニックよりもむしろ観光目当てかもしれないが,決して悪い話しではない。何とか実現させたいものである。
今日は練習が終わった後にリフティングがあった。練習が終了してからで選手たちはトレーニングルームへバラバラに来てバラバラに帰っていく。コンディショニングコーチのYさんは,CO選手にバラバラに来るのではなくみんなまとまって来て,まとまってトレーニングをし、まとまって終わらなければいけないと話していた。僕もその通りだと思う。