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　一路，インディアナポリスへ

　レジストレーションでアルバイトのおばあさんではなく，ＮＡＢＣの事務の人と話をすることができた。午後９時に発表されるという。あなたにはチャンスがあります。といわれ，喜んでいたら，おばあさんが「この人は今から興奮しているわよ」と言っていた。

　ファミリーファンジャムの会場を出たときにジム・ハリックコーチに偶然出会った。フォックス・スポーツに出演するようであった。再会の約束をした。

　アスリート・イン・アクションの会場でＭコーチとＪコーチに出会った。

　同時にスティーブ・ラビンコーチがＥＳＰＮに出演していた。何か因縁めいたものを感じた。時差に気づいていなかった。危ないところだった。

　オールスターゲームに行った。会場の後ろの席ではＵＣＬＡが話題になっていた。とにかくお祭りの雰囲気であった。

　アンクレイムド・チケットの結果発表を見に行く途中でＹさんに出会った。パーティー会場で会おうといって分かれた。次にＤさんにも出会った。１２年目のところを見るが名前がなかった。しかし，４年目の人まで名前があったのでよく見ると１１年目のところに名前があった。これでチケットを手に入れることができる。

　Ｍさんのところへ連絡をいれるとさすがにびっくりしていた。しかし，明日はシカゴブルズの試合観戦である。明日の分のチケットをどうしたらよいか困ってしまった。

　レセプション会場へ行った。とにかく超満員で背の高い人ばかりなので，１９０ｃｍのＹさんを見つけるのは容易ではなかった。日本では考えられないことだが，おそらくアメリカ国内でもこの高さはそうあることではないだろう。いろいろと考えたあげく，Ｙさんが大きな荷物を抱えていたことを思いだし，どこかに座っている可能性が高いと考えた。案の定，ちょっとはずれたところにあるテーブルに座っていた。ところがそこはカンサス大学のアシスタントコーチの一行の席で，Ｙさんはサマーキャンプの時にお世話になったらしい。同席させてもらい、いろいろとお話をすることができた。特に夫人は本当にゆっくりとわかりやすく話しをして下さり，ロスとは全く違う人付き合いを感じた。奥さんとのお話の中で僕が日本の大学のコーチはボランティアだと言うと，アメリカの高校と同じだと言っていた。旦那さんは以前高校の歴史の先生をやりながらバスケットボールのコーチをしていたという。なるほど，バスケットボール人口が多いのであらゆる教科の先生がバスケットボールのコーチになりうるのだと納得した。

　レセプションの会場でＤさんに会ったのでもし必要なら明日の試合のチケットを使ってくれというつもりで話しをしたが，どうも通じない。やはり，チケットのやりとりはいけないことだということをＤさんはよく知っている様子。Ｙさんのホテルに宿泊させてもらった。